全国各地の情報が集まる匿名掲示板として知られる「爆サイ」。
一見すると、地域密着型の掲示板という印象を受けますが、実は水商売業界との関わりが非常に深いのです。
この記事では、爆サイの基本情報から水商売業界との関係性、さらには誹謗中傷トラブルの実態と対処法までを詳しく解説します。
目次
爆サイは、北海道から沖縄まで全国各地の情報が集まる巨大な匿名掲示板です。
月間利用者数は1500万人にも上り、5ちゃんねるに次ぐ規模を誇ります。
一見、ごく普通の地域密着型掲示板に見えますが、実は水商売業界との関わりが非常に深いのが特徴です。
爆サイには、「お水」「ホスト」「風俗」「メンエス」など、水商売関連の掲示板が数多く存在します。
これらの掲示板では、業界関係者や利用客による情報交換が活発に行われています。
一般的な知名度はそれほど高くないものの、水商売業界では爆サイの存在が広く認知されているのです。
爆サイの水商売関連掲示板では、残念ながら誹謗中傷の書き込みが後を絶ちません。
誹謗中傷の内容は大きく3つのパターンに分けられます。
匿名掲示板ゆえに、誰が書き込んでいるのか特定するのは容易ではありません。そのため、根も葉もない誹謗中傷が横行しているのが現状です。
誹謗中傷の中でも、法的に問題となるのは「侮辱罪」や「名誉棄損罪」に該当する書き込みです。
実際の書き込み例を見ると、「ブス」「バカ」などの侮辱や、「性病持ち」「犯罪者」などの名誉棄損に該当する可能性が高いものが多数見受けられます。
名誉棄損罪の方が、侮辱罪よりも重い罪となる点には注意が必要です。
それでは、爆サイで誹謗中傷の被害に遭ってしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。大きく分けて、2つの方法があります。
爆サイには削除依頼フォームが用意されており、利用規約に違反する書き込みについては削除申請を行うことができます。
ただし、削除するかどうかの判断は運営側に委ねられるため、100%の削除は望めません。
弁護士に依頼することで、運営側への削除要請や、裁判所への削除仮処分の申し立てが可能です。
また、書き込み者の個人情報開示請求を行い、損害賠償請求を行うこともできます。
2022年の法改正により、以前よりも簡易な手続きで発信者情報の開示が可能になりました。
確実に書き込みを削除したい場合や、損害賠償請求を望む場合は、弁護士に相談するのが最も有効な方法だと言えるでしょう。
匿名掲示板である爆サイは、誰もが自由に書き込める反面、誹謗中傷の温床にもなっています。特に水商売関係者は、知らないうちに誹謗中傷の被害に遭っている可能性があります。
本来は、こうした掲示板を見ないのが一番の対策ではありますが、万が一誹謗中傷を発見してしまった場合は、弁護士に相談するのが賢明です。専門家の力を借りることで、適切な対処法を講じることができるでしょう。
水商売に従事する方は、爆サイの存在と誹謗中傷の実態を知った上で、慎重に対応していくことが大切です。
今人気急上昇中の求人店舗をご紹介!
キャバクラ・ラウンジ・クラブ・ニュークラブetc..
この機会をお見逃しなく