ナイトワークで働く女性のことを「キャバ嬢」という場合もあれば「ホステス」と呼ぶ場合もあります。
あなたはキャバ嬢とホステスの違いをご存知ですか?
求人に応募する前に、ぜひこの二つの近いについてご理解いただきたいと思います!
というわけで、今回は“キャバ嬢”と“ホステス”について詳しく解説。
お店の求人に応募して体験入店を行う前に、しっかり確認しておきましょう!
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目次
水商売といえばこんなイメージがあるのではないでしょうか。
キャバ嬢もホステスもいわば水商売のキャストであり、根本にある「お客さんに楽しい時間を提供する」という点では同じです。
ですが、細かくみていくとかなりの違いがあります。
たしかに同業種ではあるものの、明確に区別される場合が多いのです。
“キャバ嬢”と“ホステス”の違いについて、お仕事のスタイルや給料など様々な視点から解説していきます。
と考えるきっかけになれば幸いです!
キャバ嬢とホステスの最も大きな違いが、“働いているお店”です。
キャバ嬢が働くお店は「キャバクラ」と呼ばれるお店になります。
たいしてホステスが働くお店は「クラブ」や「ラウンジ」と呼ばれるお店です。
分かりやすく説明するためにお客さん目線で解説すると…
クラブやラウンジは会員のお店も多く、敷居が高くて高級感があります。
大企業の重役などハイクラス層の男性が接待等に利用する感じ…というと分かりやすいでしょうか。
キャバクラは、お店にもよりますがクラブやラウンジよりもやや入りやすく、一人で気軽に楽しめるといった点が魅力の店です。
お堅い雰囲気はなく、あえてラフな接客をお店もたくさんあります。
キャバクラでは基本、お客さんとマンツーマンで接客します。
お客さん一人に対してキャバ嬢も一人で、個人プレイのような感じで接客するのが特徴です。
それに対し、クラブやラウンジは複数人で接客するのが基本です。
お客さんを担当する「係」と呼ばれる中心のホステスと、ヘルプのホステスが協力しながらお客さんをもてなします。
先ほども少しお話しましたが、キャバクラとクラブ・ラウンジでは客層が違います。
キャバクラは誰でも入ることのできるお店で、気軽に楽しく飲もうと考えるお客さんが多い傾向にあります。
30代未満の若いお客さんも多く、そのため「明るくて元気な接客」や「楽しげ快活な雰囲気づくり」が重要です。
反対にクラブやラウンジは、落ち着いた雰囲気のなかでゆっくりと過ごしたいという方が来られるお店です。
年齢層は高く、40代以上のそれなりに地位のある方が訪れるお店となっており、そのため「奥ゆかしく礼儀正しい接客」や「落ち着いた雰囲気づくり」が重要になります。
クラブやラウンジのなかには会員制のお店も多く、ドレスコードなどの決まりのあるお店も少なくなありません。
たとえば安いキャバクラならお仕事が終わったら作業着のままお店に来られるような方もいますが、クラブやラウンジはラフすぎる恰好での来店をお断りしている場合もあります。
キャバクラよりもクラブやラウンジのほうが「お客さんを選ぶ」傾向にあるのです。
キャバ嬢とホステスではお給料のシステムも違います。
キャバ嬢お給料は「時給+バック・インセンティブ-雑費・源泉徴収」となっている場合がほとんどです。
たとえば「時給:4000円」で20時からラストまで5時間働いた場合、「4000×5」で2万円になります。
それに指名バック、ドリンク・ボトルバックなどのバックが加算され、さらに送り代や雑費、源泉徴収を引いてその日のお給料となる計算です。
ホステスのお給料は日給で計算する場合が多いです。
店舗によってかなり違いがあるのでい違いにはいえませんが「日給+売り上げ」といった感じで計算するお店も少なくありません。
給料・時給についてはコチラの記事も参考にしてください。
キャバクラには「指名」と呼ばれる制度があります。
指名は文字通りお客さんが「この子と時間を過ごしたい」というキャストを選んで指名するためのシステムです。
指名には二種類あり、お店に来る前から指名するキャストが決まっているものを「本指名」、お店に来てからキャストを決めるて指名することを「場内指名」と呼びます。
先ほども少し触れましたが、指名にはバックが付くので、多くの方に指名してもらうことは収入アップにつながります。
詳しくはこちらの記事も参考にしてください。
クラブやラウンジにも指名制度があるお店はありますが、「係」というシステムを採用しているお店の方が一般的です。
「係」はそのホステスを永久指名するといった制度で、特定のお客さんが来店する場合には、係のホステスさんが必ず中心となって接客します。
またその場合には売り上げはすべて係のホステスに入ります。
ホステスが働くクラブには、「ママ」と呼ばれる女性が存在します。
ママはお店のリーダー的な存在で、ホステスの教育やアドバイス、サポートを行います。
また経営方針も握っている場合が多く、お店の接客スタイルなどを決めるのもこの立場にある女性です。
キャバ嬢が働くキャバクラにはママはいません。
その代わり、教育を行ったり女の子へのアドバイスやサポートを行うのは「ボーイ」というスタッフになります。
しかしあくまでも接客方針を決めるのは自分自身です。
そのためキャバクラは自分に合ったスタイルで働くことができます。
キャバクラとクラブでは、働く年齢層や女性の雰囲気なども異なります。
キャバクラは比較的若くて元気な女性を求めるお店が多く、求人にも「18歳(高校生不可)~20代まで」と書かれている場合がほとんどです。
(中には20代以降も働ける姉キャバ・熟キャバなどもあります!)
たいしてクラブやラウンジは落ち着いた女性を求める傾向にあるため30代以上のホステスも多いです。
礼儀正しく、おっとりとした女性のほうが向いている職種です。
キャバ嬢として働くか、ホステスとして働くか、迷うという方も多いのではないでしょうか?
ここからはどんな人物がキャバクラ・クラブに向いているか、また向いていないかについて解説していきます。
キャバクラに向いている人は以下です。
反対に向いていない人は、「オンオフの切り替えができない人」や「メンタルを崩しやすい人」です。
キャバクラはたくさんのお客さんを相手しなくてはならず、ときとして苦手な人を接客することもあります。
また、思うように指名がとれず、精神的にダメージを受けてしまうこともあるかもしれません。
そんなときでも、きちんと「仕事モード」に切り替えてお仕事できる人でなければ難しいお仕事だといえるでしょう。
クラブに向いている人は以下です。
反対に向いていない人は「気配りができない人」や「礼儀作法が分からない人」です。
クラブやラウンジはキャバクラよりも厳しいルールのもと営業しているお店が多く、さらにはお客さんへの繊細な心遣いが何よりも大事な業種となっています。
お店の接客スタイルも「チームで行う接客」であるため、ほかのホステスに迷惑を掛けないようお店のレベルに合わせて働かなくてはなりません。
だからゆえに高収入ではありますが、その高水準に付いていけない人はホステスには向いていないといえます。
今回はキャバ嬢とホステスの違いについてお話しました。
キャバクラもクラブも高収入でしられるナイト系のお仕事ですが、もし初心者からお仕事を始めるならキャバクラがおすすめです。
反対にワンランク上の求人を選びたいなら、クラブのお仕事を探してみるのがいいでしょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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