こんにちは。ナイトジョブ編集部です。
水商売というと精神的に病んでいる人が多い……なんてイメージはありませんでしょうか?
最近の若いキャバ嬢にはいわゆる「メンヘラ」系の女の子が多く、SNS等でもよく見かけることと思います。
……と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、その「病み」……実は演出かもしれません!
今回はキャバクラのちょっと変わった営業方法「病み営業」について詳しく解説していきます。
目次
キャバクラは水商売に分類されます。
水商売の主なお仕事はざっくりいえば接客です。
お客さんが気分よくいられるよう、最善を尽くすのがお店におけるキャストの役割だといえます。
と思われるかもしれません。
しかしそうでもないんです。
キャバクラに来る男性のなかには、いわゆる典型的なキャバ嬢のようなギャルっぽい見た目や性格の女の子に抵抗がある方も少なくありません。
そんな方に好まれていたのが「清楚系」のキャバ嬢でした。
清楚で穢れを知らない雰囲気を演出して見せることで、お客さんから「この子を守ってあげないと…」といった父性を呼び起こし、お店に来てもらうのが「清楚系」の強みです。
そんな清楚系に次いで人気になってきているのが「メンヘラ系」「病み系」です。
前述の通り、キャバクラに来るお客さんのなかには”守ってあげたくなるような女の子”を好む方が結構います。
そうしたお客さんに直撃するのが「病み系」キャバ嬢です。
ここからはキャラとして病む、「病み営業」のコツを紹介していきます。
キャバクラはあくまでもお客さんにお酒やコミュニケーションを楽しんでもらうためのお店です。ゆえに、病み営業といってもやりすぎは禁物になります。
お客さんが面倒だと思わないギリギリを攻めなければならないので意外と大変です。
ここからはそんな病み営業のコツについてお話していきます。
病み営業をするためには、あくまでも営業、キャラ付けとしてのメンヘラを保たなければなりません。
つまりどういうことかというと……病みすぎはダメということです。
あくまでもお客さんを楽しませるための演出やキャラ付けの範囲にとどめておきましょう。
本当に病んでしまうと、とことん病む可能性があるからです。
キャバクラは高収入のお仕事なので、どうしても金銭感覚が狂ってしまいやすいという特徴があります。買い物やホストなどに大金をはたいて、依存してしまう方も少なくありません。
メンヘラを自分のキャラクターにしつつ、そこにハマりすぎないバランス感覚が肝心です。
キャバクラで重要なのは、いかにお客さんをお店に連れてくるかです。
お店に呼ぶため、あるキャストはお客さんと友達のような関係になったり、またあるキャストは「付き合えそうな雰囲気」を演出したりします。
前者を友達営業、後者を色恋営業といいます。
キャバクラの営業スタイルについて詳しく知りたい方はコチラの記事をご覧ください。
キャバクラの営業・接客スタイル5つと、なぜ稼げるのかについて解説
いずれの営業スタイルもお客さんと仲良くなってお店に呼びこむという点では同じですが、それぞれ距離感ややり方が異なります。
病み営業では、その名の通り「病んでいる」ように見せることでお客さんの心をひきつけるのが常套手段となります。
「しんどい…」とか「助けて…」とか精神的に病んでいる素振りをみせて気を引き、お客さんに「この子は自分がいないとダメかも…」と思わせるのがこの営業スタイルのテクニックです。
お店に来てほしいと直接言わないのがポイント。
お客さんの「守ってあげなきゃ」といった庇護欲を掻き立てて惹きつけるのがこの営業スタイルの特徴になります。
病み営業は飽きられやすいという欠点があります。
というのも、やはり病んでばかりだと会話のレパートリーがなくなっていくからです。
また、ずっと同じキャラのままだと「こんなに支えてるのに…」と不信感を抱かせてしまうかもしれません。
お客さんの心をつかむためには、ただ病むだけでなく健気さを見せなければなりません。
病んでいるからこそお客さんが来てくれた時には感激してみせるなど……感情の振れ幅を見せるのが肝心です。こまめに連絡を取るなど、健気にアピールしましょう。
また「複雑な家庭環境で…」とか「お金がなくて…」など同情したくなるバックグラウンドを用意するといったアプローチも可能です。
ただメンヘラっぽいキャラ付けだけでなく、芯がきっちりあったり苦労していたりするように見せるとギャップが生まれます。
病み営業で肝心なのが、お客さんを選ぶことです。
メンヘラっぽい女の子がむしろ良い、と思うお客さんもいれば、病んでいる子と話すと気分が沈むから嫌……という方もいます。
攻めるお客さんを見誤ると、嫌われてしまう原因になりかねないのです。
基本的に病み営業が通用するのは、女性から頼りにされたいという願望を持つ男性です。
あまり女性経験がない方や、自信がなさそうなタイプを狙うのがおすすめです。
反対にイケイケな感じの男性にはこのようなキャラと愛称が悪いので注意しましょう。
キャバクラの営業スタイルは、キャバ嬢の数だけ存在します。
大まかに分けると、「病み営業」のほかには以下の5つの分類があります。
キャバクラの営業スタイルについてはコチラの記事で詳しく解説しているので、参考までにご覧いただければ幸いです。
キャバクラの営業・接客スタイル5つと、なぜ稼げるのかについて解説
いかがでしたか?
今回はキャバクラの「病み営業」について解説いたしました。
あえて弱みを見せて惹きつける病み営業は、ハマる人はハマる裏技的な営業スタイルです。
「自分に合ってる」と思う方は、迷惑がかからないか、雰囲気を壊さないかなどの気遣いをしたうえで、お試しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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