こんにちは。ナイトジョブ編集部です。
キャバクラというと「楽しくお酒を飲んで騒ぐだけ」なんてイメージがあるかもしれません。しかし、テーブルマナーなどの気遣いが意外と必要だったりします。
どんなお仕事にも独自のルールや決まり事があるものです。キャバクラにおいてもそれは同じ。覚えておかなければ恥をかいてしまうことも…。
この記事ではそんなキャバクラでのマナーについてお話したいと思います。
目次
業界未経験の方は、キャバクラやクラブといった夜のお店のマナーやルールについて知らないという方がほとんどかと思います。
それほど難しいものはありませんので、ぜひ入って1か月以内に覚えてしまいましょう!
以上の5つが最初に覚えるべき主なマナーです。
初めから完璧にできている必要はありませんが、しっかり覚えておかないとお客さんのご機嫌を損ねてしまう場合もあります。早めに習得して、一人前のキャバ嬢になりましょう。
挨拶は仕事に基本です。とくにキャバクラはお客さんとのコミュニケーションを大事にしていますので、挨拶は最重要なマナーであるといえます。
席につく際の挨拶はもちろんですが、ふとした時に一言添えることも忘れてはいけません。
たとえばお酒をいただく際の「いただきます」や席を立つ際の「ごちそうさまでした」「ごゆっくりしていってください」など、ちょっとしたことですがこれがあるだけでかなり印象が違います。
絶対に忘れないようにしましょう。
席につくまではボーイの方が案内してくれます。お客さんの席まで来たら、まず挨拶をします。このとき、しっかり立ち止まってからお辞儀をするのがポイントです。
軽い会釈だけ、だったり、挨拶しながら座るのはNG。雑な印象を与えてしまいます。もちろんラフな感じで接してほしいお客さんもいますが、基本は立ち止まって丁寧にお辞儀をしながら挨拶するのが礼儀です。
続いて名刺交換ですが、必ず丁寧に両手で渡しましょう。片手で渡すのはNGです。またお客さんから名刺をいただいた際にも雑に受け取ってはいけません。丁寧に受け取り、手元に置いて名刺から話を広げるのが理想的な流れです。
お酒のボトルをテーブルに置く際は、ラベルがお客さんに向くようにするのがマナーとされています。またグラスにお酒を注ぐ場合は、ラベルが上向きになるように持ちます。
若い方はあまり気にしないかと思いますが、とくに年配の方を接客する際は気を付けましょう。
乾杯をする際には、目上の人が高い位置になるようにするのがマナーです。お客さんのグラスよりも自分のグラスが下になるようにしましょう。
これもラベルをお客さん側に向けるのと同様、年配の方のほうが気にする傾向にあります。
グラスについた水滴はこまめにハンカチで拭きましょう。お客さんのグラスはもちろんですが、自分のものに関しても水滴を取るようにしてください。
また、この時は自分のハンカチを使用するのが基本です。おしぼりで拭くのはマナー違反なので注意!
席を立つ際は必ずドリンクを飲んでからにしましょう。お客さんにご馳走していただいた飲み物を残すのはマナー違反です。また飲み終えて席を移動するときは必ず「ご馳走様でした」の挨拶を忘れないようにしましょう。
おしぼりには「あつしぼ」「つめしぼ」「かわしぼ」の3種類があります。
「あつしぼ」は暖かいおしぼりのことで、キャバクラでおしぼりというとこれが出てきます。「つめしぼ」は冷たいおしぼりのことで、暑いとき酔いが回ってきたときなどに使用します。「かわしぼ」はかわいたおしぼりのことで、お客様が飲み物をこぼした時などにテーブルを拭くために使用します。
おしぼりを渡きちんと畳まなければなりません。綺麗にたたんで置いておきましょう。畳み方はお店によって違いがありますが、ほとんどが普通に折るか三角形に折るかのどちらかです。
お客さんがトイレに足った際は、おしぼりを持ってドアの前で待ちましょう。お客さんがトイレから出てきたらおしぼりをお渡しします。
お手洗いに立つことで酔いがさめたり、「そろそろ帰ろうかな」という気分になるお客さんは結構多いです。これは、そんなお客さんをお店に引き止めるためのテクニックでもあります。
ライターの火をつける際は、お客さんの顔の前でつけると失礼にあたります。かならず自分の顔の前でつけ、火を出してから片方の手で消えないようにタバコの先へ持っていきましょう。
マッチは自分の方へ引くようにしてつけます。ついたらライター同様、火が消えないように手で覆いながらタバコの先に近づけてください。
灰皿を交換するタイミングについては、お店によって異なります。ですが吸い殻でいっぱいになってから交換するのではなく2、3本溜まっていれば換えるのが一般的です。ついつい忘れてしまいがちですが、こまめに確認しておきましょう。
コンビニや100均に売っているものでOKです。お店のロゴ入りのライターが用意されているお店であればそれを使っても構いませんし、おしゃれなデザインのものを使ってもOKです。ライターに関してはそこまで厳しい決まりはありません。
しかしジッポは印象が悪く、またオイルのにおいが苦手な人も多いために使わないほうがいいとされています。つけやすい普通のライターを使用しましょう。
お店によって異なります。お客さんの前でタバコを吸うのはNGのお店もありますし、指名された席では吸ってもいい、またはお客さんが良いと言ったら吸ってもOKなど、ルールは店舗ごとに様々なです。喫煙する前に確認しておきましょう。
キャバクラではキャストの飲み物はすべて追加注文という形になります。セットに含まれるハウスボトルは基本的に飲み放題ですが、キャストは飲まないのが一般的です。お客さんに注文していただいた飲み物を飲むようにしましょう。
団体のお客さんが来店される場合は、ハウスボトルを数種類置いておくとスムーズです。またアイスを複数用意してもらうとお酒を作る際に楽です。
上記ほかにも、接客の際に注意すべき点があります。
ここからは未経験キャバ嬢が注意すべきポイントを紹介していきます。
姿勢が悪いと当然ですが見栄えが悪くなります。どんなにスタイルがよく、ドレスが似合っていても座っている姿が様にならなければ意味がありません!
お酒に酔うと、どうしても背もたれにもたれてしまいたくなる気持ちはわかります。ですが背筋を伸ばして正しい姿勢で座るように心がけましょう。
姿勢はもちろんですが、座り方にも注意すべきです。お客さんの席へ斜めにむけて、膝がお客さんの膝に軽く触れるくらいの姿勢で座るといいでしょう。このとき、椅子の前側にお尻だけで座るようにすると綺麗に見えます。
またミニドレスを着ている場合は、ハンカチで下着が見えないように隠すようにしましょう。下着が見えたまま喋っていると下品な印象になるため、気を付けてください。
絶対に席を立つなというわけではないのですが、接客中はトイレなどで席を立たないように注意しましょう。とくにヘルプは、お客さんを一人にする時間を極力少なくするためにあります。そのヘルプがトイレにいって帰ってこないのでは、意味がありませんよね。
ヘルプの席につく際はトイレを済ませておくようにしましょう。
キャバクラのお仕事は会話が基本です。なのでその内容にはかなり気を配る必要があります。
たとえば初心者の方が注意すべき点として、以下の3つがあります。
会話に困ると、ついお客さんのお仕事の話を振ってしまいたくなります。しかしキャバクラは現実を忘れるために来るお店なので、あまり仕事の話をしすぎるのはNGです。お客さんから話をはじめた時以外は、殊更触れないのが無難だといえます。
キャラを作っているキャストも多いため、他のキャストについて言及する際にはあまりベラベラ話しすぎないようにしましょう。たとえば昼職の話をしたり、住んでいる場所について教えたりするのは絶対にNGです。
ヘルプで自分の話をしすぎるのはマナー違反です。指名の女の子の話をするようにしましょう。といっても、これも踏み込みすぎはNGです。
たとえば「○○ちゃん(キャバ嬢)いつも△△さん(お客さん)の席についてるときが一番たのしいって言ってますよ!」という感じで、指名のキャストを持ちあげつつお客さんにもいい気分になってもらうのが上手なヘルプのやり方です。
いかがでしたか?
今回はキャバクラでのマナーについて解説いたしました。
キャバクラは接客が主なお仕事なので、お客さんが快適に過ごせるような気配りや不快にさせないための礼儀作法が肝心です。
ぜひ早めに習得して、一人前のキャバ嬢になりましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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