皆さんはキャバクラの料金についてご存知でしょうか?
キャバクラは決して「安く飲める」お店ではありません。だからこそそこで働くキャバ嬢は通常よりも高いお給料で働くことができます。
お客さんが一体どんなことにお金を払うか、どんな料金システムになっているかは最低限知っておくべき知識だといえるでしょう。
この記事ではキャバクラの料金システムについて詳しく解説していきます。
お給料にも関係する基礎知識として、知っておきたいのがキャバクラの料金システム。
お客さんが払う料金によって貰えるお給料が変わってくるので、安心して働くためには料金設定を知っておく必要があるといえます。
ここからは、キャバクラの料金システムについて、基本的なものをいくつか紹介したいと思います。
セット料金はお客さんが必ず払うことになる料金です。チャージ料金ともいいます。
席に座った時点で発生し、「席代」と「飲み放題のハウスボトル」「氷・水」「軽いおつまみ」がこの料金に含まれています。
1セット1時間前後となっており、普通のキャバクラであれば料金は5,000~8,000円程度です。お客さんが少ない19時~21時は安く設定されている場合もあります。
また、高級キャバクラでは1万円以上かかることも少なくありません。
キャバクラでは複数のキャバ嬢が交代で一人のお客さんに対して接客を行います。お客さんが本命のキャバ嬢と長く会話するためには、指名をしなければいけません。
指名には2種類あります。「場内指名」と「本指名」です。
フリーで来たお客さんがお店の中でお気に入りのキャバ嬢を見つけて指名する場合を「場内指名」、本入店時に指名するキャバ嬢がすでに決まっている場合を「本指名」と呼びます。
指名料は1セットごとにかかり、料金は1,000~3,000円程度が相場です。本指名のほうが場内指名よりも高めに設定されています。
同伴とは、お客さんがキャバ嬢とお店の外で食事などを済ませてから来店する行為を指します。同伴にも料金がかかり、およそ3,000~5,000円が相場です。
また同伴に行ったキャバ嬢をお店で指名することを同伴指名といい、前述した「本指名」と同じ料金がかかります。
同伴すると自動的に本指名する形になるので、結構お金がかかります。
1セットの時間を過ぎる場合は延長料金を払うことになります。
1セットの時間が過ぎると自動的に延長されるお店と、事前に延長するかどうか確認があるお店があります。
延長料金はお店によって異なりますが、延長できる時間は1セットの半分~1セットと同じ時間、料金は1セットの半分~同額くらいのところがほとんどです。
サービス料金は接客に対して払うお金で、「TAX」と呼ばれる場合もあります。
キャバ嬢がやボーイがお客さんに行った接客・サービスに対して発生する料金で、会計の10~30%が相場です。高級店だと40%を越える場合もあります。
料金の表示形式は様々で、サービス料金と消費税を別々に表示している場合もあれば、「税サ込(税金・サービス料金込み)」の料金を表示している場合もあるので、注意が必要です。
基本的にお客さんが飲むお酒に関しては、セット料金に「ハウスボトル」として含まれています。
ハウスボトルは原則としてお客さんしか飲むことができないため、キャバ嬢にご馳走するためにはボトルや単品ドリンクの注文が必要になります。
ボトルの値段は数千円から数十万円。高いものだとドンペリやアルマンドが有名ですね。
単品のドリンクは500~2,000円となっており、こちらも割高となっています。
キャバクラにはドリンクだけでなく、フードメニューもあります。
簡単なおつまみが多く、なかには市販されているスナック菓子を盛りつけただけ……なんてものもありますが、いずれも1品1,000円以上です(お店にもよります)。
ちなみにフルーツ盛り合わせはフードメニューのなかでも高価となっており、5,000円~が相場となります。
持ち込み料は、お店で飲みたいお酒や食べたいものを店内に持ち込むことで発生する料金です。
相場1,000円程度で、なかには取らないお店もあります。
たとえばセット料金5,000円のお店で同伴して、1,000円のドリンクを3杯頼み、1セット分延長したとします。すると会計は以下のようになります。
合計24,700円です。
今回はドリンクの注文でしたが、高いボトルを注文されるとそれだけで何倍もの料金になります。
お客さんが払ったお金が給料になる、そう考えるとお店の料金システムを把握しておく必要性についてもっとご理解いただけるのではないでしょうか。
ここからはお客さんが払った料金がお給料にどのように反映されるかについて解説していきます。
キャバクラは時給制のお仕事です。お仕事した時間×時給が基本的なお給料になります。
時給は売り上げによって左右されます。お店により貢献したキャストは時給を上げてもらえるので、お客さんが払う料金とお給料は密接に関係しているのです。
キャバ嬢の時給システムの代表的な2つが以下。
売り上げスライド式は文字通り、売上の数字によって時給が変わるというものです。売り上げがよければ時給に反映されます。ポイントスライド式は指名や同伴の数をこなすとポイントが加算され、ポイントが一定以上になると時給が上がるというシステムです。
またこれらに加え、ドリンクやボトルを注文してもらった時にもらえるバックも存在します。
ボトルバックはボトル料金の10~15%が相場、ドリンクバックは100~1,000円程度です。
ちなみにソフトドリンクもドリンクバックとして加算されます。お酒が飲めない方でも安心ですね。
同伴にもバックが付きます。
キャバクラの同伴バックの相場は2,000~4,000円です。
同伴一回につき3,000~5,000円の料金を頂戴しますが、その多くはキャストのバックとして還元されることになります。
指名にもバックが付きます。
指名バックの相場は500円~3,000円です。
1セットにつき1回ぶんのバックが発生することになるので、延長するともう1セット追加で貰えます。例えば本指名バックが1,000円なら、延長されると2,000円のバックを受け取れるということです。
同伴すると同伴バックと本指名バックの両方が付くのでかなりお得だといえます。
いかがでしたか?
今回はキャバクラの料金システムについてお話いたしました。
今よりも良い時給で働くためには売上を上げる必要があります。そのための第一歩として、働いているお店の料金システムや、どこにどれだけお金を使うかを把握しておくことは非常に重要です。
お客さんの財布事情も考慮しつつ同伴や、ドリンク、延長をおねだりできるようになればあなたも一人前のキャバ嬢です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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