漫画やゲームなどでよく言及される水商売と暴力団・ヤクザの関係。
キャバクラ業界と裏社会とのつながりについて気になる方も多いのではないでしょうか?
この記事ではキャバクラとヤクザ・暴力団の関係についてお話していきます。
目次
漫画やドラマ、ゲームなどで夜の業界とヤクザ・暴力団の関係が誇張気味に描かれることは少なくありません。
お店がソッチ系の人たちによって経営されていたり、お客さんがソッチ系の人ばかりだったり…。
あるいは「みかじめ料」と称して場所代を支払うようなパターンもありますね。
ですが実際のところ、現実世界で裏社会と水商売の関係性はどうなっているのでしょうか?
何かと関係があると思われがちな裏社会とナイトワーク業界。
しかし、結論から言ってしまえばそうしたイメージはもはや古いです。
いまどき、暴力団やヤクザがバックボーンにいるキャバクラ・クラブはほとんどありません。
とはいえ全く存在しないわけではありません。
まれに「みかじめ料」といって、場所代を払っているお店が存在するようです。
みかじめ料とはその場所で商売するための「場所代」のようなものです。
これについてはヤクザ・暴力団に直接払っているのではなく、間接的に支払うことでそういった業界とのトラブルを防止しているというお店がほとんどだと言われています。
たとえばヤクザの息のかかった業者から「おしぼり」や「観葉植物」を購入する、というパターンが多いです。
裏社会と関わりがあるから払っている…というより、余計なトラブルを避けるためにお金を払うお店が大半。
ましてや、そんなお店ですら数あるキャバクラのなかでもごく少数です。
ヤクザがお店に乗り込んでくる、辞めようとすると家まで来る…なんてことは今日あり得ないといってもいいでしょう。
どころか、一般的なお店は「暴力団関係者お断り」というステッカーまで貼っています。
ヤクザと関わるどころか、そうした存在を排そうとするお店のほうが多いです。
というのも、キャバクラはただでさえ誤解されやすいお仕事です。
裏社会と関わりを持つ人たちが来店すると、余計な誤解を生みかねません。
そのため、ステッカーや立て札を用意しているお店が少なくないのです。
さきほど、ヤクザや暴力団との関係を望まないお店が多いと書きました。
実際、昨今は裏社会と関わりのないお店のほうが圧倒的多数です。
ここではその理由について、より詳しくお話していきます。
たしかに昔は暴力団の関係者がお店をパトロールしたり、用心棒のような役割を担っていた時代もありました。
しかしそれは過去の話です。
現在は水商売・ナイトワーク業界全体を通して、トラブルが少なくなってきています。
わざわざ関わるメリットがないのです。
暴力団と関わる最も大きなデメリットが、摘発のリスクです。
現在は「暴力団対策法」や「暴力団排除条例」などの規制が強化されています。
警察はそうした勢力とつながりのあるキャバクラを厳しく取り締まっており、関係を持ちにくくなっているのです。
そんな風潮のさなか、ましてやメリットの少ない暴力団との関わりを望むキャバクラ店はほとんどありません。
お金を払わないといけない、というのも理由の一つです。
店舗の規模によって違いますが、数万~数十万円のみかじめ料に加え、置物や装飾を高値で買わされることも少なくありません。
年間数百万という売り上げがみかじめ料などといった名目で消えていくことになります。
上記に挙げたように暴力団と関係することはデメリットがかなり多いです。
またそのうえ、一度付き合いが始まるとなかなか関係を切れないという特徴もあります。
みかじめ料も年々増えていき、警察による摘発のリスクもあるのになかなか関係を切れない…。
となれば、わざわざお店側から関わるメリットは一切ありません。
上記のように、今日暴力団やヤクザと関わりを持つことにはメリットはほとんどありません。
にもかかわらず、ごくまれに裏社会の勢力と付き合いのあるキャバクラも存在します。
これからキャバクラで働きたいと考えている人の多くは、そうしたお店
キャバクラの客層は基本的にサラリーマンが大半です。
普通のお客さんがほとんどで、怖い人は滅多に来ません。
強面だったり、明らかに気質ではない人が訪れるお店は、暴力団が絡んでいる可能性があります。
暴力団やヤクザが絡んでいるキャバクラの多くは、そうした勢力の資金源となっています。
そのため法外に料金が高いお店が多いです。
いわゆるぼったくり店と呼ばれるお店で、高級店でもないのに会計が高額になります。
「風俗営業法」「迷惑防止条例」の二つによって、キャバクラ店やホストクラブの客引きは禁止されています。
もしバレたら営業停止を命じられる可能性もあるので、やってないお店が大半です。
そんななかで強引な客引きを行っているお店は、ぼったくり店や暴力団が関わるお店の可能性があります。
暴力団やヤクザが絡んでいるお店は、ボーイやスタッフも通常のお店と違います。
そのようなキャバクラは女の子が辞めやすい、飛びやすい傾向にあるため、高圧的に迫ったり色恋でキャストを束縛しようとします。
お店にもよりますが、スタッフやボーイの立ち振る舞いにも注意です。
優良店ほどお店が綺麗です。
お客さんに少しでも悪い印象を与えないようにするため、席はもちろんバックヤードすらもきちんと清掃します。
反対に、プロ意識よりも拝金主義的な側面の強いお店は掃除が行き届いていません。
そのようなお店は怪しいですし、暴力団やヤクザが絡んでいなかったとしてもやめたほうがいいです。
さて、もし暴力団やヤクザが絡んでいるお店に入店してしまったらどうすればいいのでしょうか?
一番良いのは、辞める1か月前に申告しておくことです。
お店を辞める理由について尋ねられるかもしれません。
ですが、そこで正直に「暴力団が関わっているから」と答えることはお勧めできません。
なぜなら誤魔化されて終わりだからです。なにかしら理由をでっちあげた方がマシです。
「本業が忙しい」「就職先が決まった」「引っ越すことになった」など、何でもいいので考えておきましょう。
もし強引に引き止められた場合は、警察や弁護士に頼るのがおすすめです。
法外に高い違約金を支払うことを迫られた場合も、支払う必要はないのでしかるべき場所に相談してください。
いかがでしたか?
今回はキャバクラとヤクザ・暴力団との関係についてお話しました。
ナイトジョブで紹介している店舗は優良なお店ばかりなので、安心して働くことができます。
暴力団と関係がある店や、ぼったくり店、給料を払わない悪質店とは契約していません。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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