キャバクラを訪れるお客さんのなかには、無口な方もいます。
水商売には会話に関する悩みは尽きませんが、中でも難しいのは口数が少ないお客さんです。
そのようなお客さんに対し、キャバ嬢はどのように接すればいいのでしょうか?
この記事では無口なお客さんの特徴と、うまく話すためのコツについて紹介いたします。
目次
ガールズバーやクラブ、キャバクラは平たく言えば「女の子とおしゃべりするお店」。
にもかかわらず口数が少ないお客さんに対し、「なぜ?」という疑問が湧く方も多いことでしょう。
積極的に喋ろうとしない客さんには、いくつかの特徴があります。
ここからは無口なお客さんにありがちな3タイプを解説いたします。
若いお客さんの多くはキャバクラに行き慣れていません。
このような方は20代のお客さんに多いです。
とはいえ、初めての来店でも打ち解けられる若いお客さんも少なからずいらっしゃいます。
20~30代の無口なお客さんに多いのは、女性と話すことに対して苦手意識があるというタイプです。
女性経験が少なく、話すこともほとんどないような人もなかにはいます。
綺麗な女性を前にして、どんな話をしていいのかわからない……というお客さんなので、まずはその警戒を解いてあげる必要があります。
キャバクラのお客さんのなかには、ただの付き合いで来ているようなタイプも存在します。
積極的に話そうとしない方が多く、こちらから話しかけても無難な受け答えが返ってくるだけなので、なかなか厄介です。
ただ慣れていないだけのお客さんは、キャバクラというお店自体には関心を持っている場合が大半。
それに対し、完全に付き合いで来ている人はそうした関心すらない場合もあります。
そのため、まずは興味を持ってもらうところから始めなければいけません。
どんなに打ち解けても口数の少ないお客さんもいます。
そのような人は、そもそもにおいて無口なだけの可能性もあります。
キャバクラに来ているからといって誰もが喋り好きなわけではありません。
なかには寡黙なお客さんもいらっしゃるのです。
喋りこそしないものの十分に心を開いてくれているお客さんなので、あまり無理に盛り上げる必要はありません。
むしろ無理やり盛り上げようとすると、嫌われてしまう場合もあるので注意が必要です。
ここまでは無口なお客さんのタイプを紹介してきました。
喋りたくてもうまく喋れないお客さんに対して、どのように接すればいいのでしょうか?
どのようにすれば上手に話せるのでしょうか?
ここからは無口なお客さんと話すコツについていくつかご紹介いたします。
キャバクラのみならず、会話には質問と答えが不可欠です。
会話における質問には、クローズ・クエスチョンとオープン・クエスチョンがあります。
たとえば、「その映画は面白かったですか?」という質問には、「面白かった」か「面白くなかった」しか答えようがありません。
クローズ・クエスチョンはこのように、「はい」か「いいえ」でしか答えようのない質問のことです。
反対に、「その映画はどうでしたか?」と質問すると、はい・いいえ以外の答えが返ってきます。
このように、多様に答えられる質問をオープンクエスチョンと呼びます。
一般的にクローズ・クエスチョンは、会話に間が空きやすく発展しにくいと言われています。
しかし答えやすいというメリットがあるため、口下手な人にはむしろ効果的。
まずは「はい」か「いいえ」で答えられる簡単な質問から攻めていきましょう。
コミュニケーションのリズムやペースを相手に合わせる会話法を、ペーシングと言います。
相手のスピードに合わせて喋ると間やテンションの差がうまれにくく、このことがお客さんの警戒心を解くためのきっかけになるのです。
無口なお客さんの場合は、無理に会話を振ったり盛り上げるために早口でまくし立てるのは×。
ペーシングを意識して、お客さんのリズムに合わせて会話すると、次第に相手の懐に入ることができます。
心を開いていくためには、まずはお客さんのペースに合わせて喋ってみましょう。
お客さんが話やすいネタを、キャバ嬢側が振ってあげる必要があります。
とはいえ、そのお客さんがどんなことに関心があるのか、またどんな特徴を持っているのかをすぐに見極めるのは難しいです。
なので、一般的かつ周辺的な質問をタネに広げていくのがおすすめ。
以下のような話題から広げていってみましょう。
お客さんの出身地から話題を広げてみましょう。
まず、出身地が同じならそれだけでいろいろ話せます。
そうでなくともローカルスポットや食べ物の話題をいくつか頭にいれておけば、それだけで話のネタになります。
どんな服や小物、アクセサリーを身に着けているかよく観察しましょう。
ジャケットやスーツ、ネクタイ、腕時計などからブランドの話題に広げることができます。
また、それらのセンスを褒めることで好印象を持ってもらいやすくなります。
好物やおいしい食べ物の話は、お客さんとの共通点を見つけるのに最適です。
食べ物の話題を振るメリットは、同伴の約束がしやすくなるという点。
「○○がおいしい店しってるんです!今度一緒にいきませんか?」と自然に誘うことができます。
お客さんの人となりを知ることができるので、趣味の話題もおすすめです。
どんなことが好きなのかわかれば、会話がしやすくなります。
またお客さんとの共通点を見つけやすい話題ですし、もし共通していなくても興味があるという姿勢を見せることで好印象を持ってもらいやすくなります。
どうしてもお客さんとの話題が見つからない場合もあります。
こちらの記事ではそんなときの話題探しや、対処法について詳しく解説しております。
キャバクラでの「話題」に困ったら…?キャバ嬢必見の盛り上がる会話術
お客さんと会話するうえで何よりも最重要なのが、リアクションを取るということです。
共感を寄せたり、ときに驚いたり笑ったり、アイコンタクトを取ったり。
反応があるからこそ話していて気持ちよくなります。
相槌は「あなたの話を聞いていますよ」という合図でもあります。
ちょっとしたことではありますが、とても重要な要素です。
いかがでしたか?
今回は無口なお客さんの接客方法について紹介いたしました。
キャバクラに来ている無口なお客さんは、ほとんどが緊張しているか慣れていないだけの方です。
「喋ってくれない怖いお客さん」だと思わずに、少しずつ仲良くなっていきましょう。
お客さんのペースに合わせて、リアクションを取りながら話せば、徐々に心を開いてくれるはず!
ぜひこの記事を参考に、寡黙なお客さんに接してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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