キャバクラには女性に主導権を握ってほしいという男性もたくさん訪れます。そんな方にハマるのが“オラオラ営業”です。
オラオラ営業は男性のなかでもちょっとM寄りな方、受動的な性格の方に好まれる営業スタイルで、意外に人気が高く広い層にウケが良いのが特徴です。
この記事ではそんな【オラオラ営業】のメリットやデメリット、またやり方などについてお話していきます。
目次
キャバクラの【オラオラ営業】は簡単に言えば、お客さんが受け身でキャバ嬢がリードしていく形の営業スタイルです。ここからはオラオラ営業の特徴や、キャバ嬢ごとの向き不向きについてお話していきます。
【オラオラ営業】という名前から少し怖い営業スタイルなのかなと想像する方もいらっしゃるかもしれません。ですが、実際は怖いものではありません。
オラオラ営業というのは、キャバ嬢がお客さんをリードしていくスタイルの営業方法のことです。男性の中には女性の尻に敷かれるほうが居心地がいいと感じる人や、自分から積極的にキャバ嬢と話すのが苦手だという方がいます。そうした方をリードして、楽しんでもらうのがオラオラ営業の特徴です。
キャバクラのお客さんは意外とM寄りの性格の方がたくさんいるものです。そういう方にハマる営業スタイルなので、使えるようになるとかなりの強みになります。
ここからはオラオラ営業とそのほかの営業スタイルの違いについて解説していきます。
【色恋営業】はお客さんとの恋愛要素を前面に押し出した営業スタイルです。男女の関係が仄めかされるため、お客さんがのめり込みやすくお金をたくさん使ってくれるというメリットがあります。詳しくはこちら⇒「【色恋営業】とは?ハマるお客さんの特徴と駆け引きのコツについて」
お客さんを自分だけファンにする、という意味では色恋営業とオラオラ営業は似ています。しかし色恋営業はお客さんとキャバ嬢が対等な関係でも成立する営業スタイルです。それに対しオラオラ営業はあくまでもキャバ嬢が上、お客さんが下という図式になります。
【友達営業】は友達のような感覚でお客さんと接する営業スタイルです。疑似恋愛要素は抑えめで友達のような感覚で接するため、長期間お客さんとの関係を続けることができるというメリットがあります。詳しくはこちら⇒「【友達営業】とは?色恋営業よりも稼げる友営のコツと移行する方法について解説」
少々フランクに接することができるという意味では似ていますが、オラオラ営業はお客さんをリードするスタイルで、友達営業よりも上下の関係がはっきりしています。わがままを言いやすい関係性をつくっていくのがオラオラ営業の特徴です。
【飲み営業】はとにかくお酒をたくさん飲んで場を盛り上げる営業スタイルです。友達営業よりもテンションが高く、またとにかくお酒を飲むので、短期間で売り上げを伸ばしやすいのが特徴です。詳しくはこちら⇒「【飲み営業】とは?お酒好きなキャバ嬢なら絶対稼げる営業スタイル」
飲み営業はどちらかというと団体のお客さんやイケイケ系のお客さんに強いスタイルですが、飲み営業は気弱な人や奥手な人に強い営業スタイルだと言えます。大人しそうなお客さんをグイグイ引っ張っていくのが特徴です。
オラオラ営業はキャストがお客さんを引っ張っていくため、主体的に動く必要があります。自分の意思がはっきりしていて、はっきり自分の意見が言えるタイプの女性にはかなり向いていると言えるでしょう。
たとえば値段が少々高いドリンクを頼んだり、半ば強制的に同伴に誘ったりと、奥手なお客さんをぐいぐいリードしていくのがこの営業スタイルの特徴なので、少々気が強い性格の方のほうがやりやすいです。
反対にそうした行為に抵抗がある方にはあまり向いていません。また、わがままに振る舞うからこそ気遣いが大事な営業スタイルなので、相手への気遣いができないタイプの女性にも向いていないと言えます。
オラオラ営業はお客さんに対して少々わがままを言ってドリンクの注文や同伴ができるというメリットがあります。しかし、同時にお客さんから嫌われてしまう可能性があるというリスク・デメリットがあることも忘れてはいけません。
ここからはオラオラ営業のメリットとデメリットについて詳しく解説いたします。
オラオラ営業のメリットが以下です。
オラオラ営業はお客さんに対してドリンクや同伴などのお願いがやりやすい営業スタイルです。お客さんとの関係さえできていれば、少々上から目線に命令口調で言ってもOKなので、遠回しにおねだりするよりもはるかにやりやすいと言えます。
Mっぽいキャラクターの男性からしてみると強気に言われるほうが嬉しかったりします。お願いしやすいとそのぶんお酒になりますし、ファンを味方につけることもできるため一石二鳥です。
色恋営業はお客さんの恋愛感情を利用して稼ぐため、それが覚めてしまった途端稼げなくなるというリスクがあります。寿命の短い営業スタイルで、長続きさせるのは難しいです。
その点、オラオラ営業は長続きします。恋愛関係を仄めかすわけではないので、関係性が終わることがありません。強気で接客しつつ、お客さんへの礼儀を失わなければ長い付き合いも可能になります。
キャバクラで遊ぶお客さんは、イケイケ系の方ばかりではありません。中には弱気だったり、内気な人もいます。オラオラ営業はそういう方からの人気を集めやすいのです。必ずしも積極的ではないお客さんをグイグイ引っ張って、お店に呼んだりドリンクを頼んだりできるのが特徴です。
他のキャバ嬢にはあまり興味を示さない、自分だけの客層を獲得できるため、お仕事がしやすくなります。
オラオラ営業のデメリットが以下です。
オラオラ営業はどこまで強気で行けばいいのか、どこまでお客さんに対してわがままを言っていいかというコントロールが難しいです。やりすぎるとお客さんから引かれてしまいますし、かといって刺激が弱いと物足りないと感じるお客さんも多いです。
お客さんごとに許容できるレベルが違います。たとえば命令されれば数万円のシャンパンをいくつも空けてくれる人もいれば、高圧的過ぎる態度は苦手という方もいるので、お客さんごとに調整しなくてはなりません。
オラオラ営業は強気の営業スタイルなので、人を選びます。高圧的な態度が好きな人もいれば、失礼だと思う方もいるのでお客さんを選ばなければいけません。でないと嫌われてしまう可能性があります。
まずはお客さんを見て、その人がどんな人なのかよく観察するようにしましょう。奥手でキャバ嬢にリードしてほしいようならオラオラ営業、一緒に騒ぎたいようなら飲み営業、という風に可能なかぎり使い分ける必要があります。
オラオラ営業はただお客さんに対して強気で接すればいいというわけではありません。やり方やコツ、また注意点をしっておく必要があります。
ここからはオラオラ営業のやり方・コツについて紹介していきます。
オラオラ営業で一番大事なのが、主導権を握ることです。この営業スタイルが通用するお客さんの多くは、女性にグイグイ引っ張っていってほしいという方ばかりなので、普段の会話だったり、同伴でどこへ行くかなどの主導権を握ることが重要になります。
そのためには、キャバ嬢側からお客さんへの積極的なコミュニケーションが重要です。ときに「こういうことを言ったら失礼なんじゃないか」と思うギリギリを攻めつつ、ふとした瞬間に相手を褒めるなど飴と鞭を使い分けて精神的に振り回すのが効果的です。
お客さんに対して少々無茶なお願いができるようになるのが、オラオラ営業の最終目標です。そのためには日ごろから小さなお願い・おねだりをして、それを徐々にステップアップしていくのがおすすめです。
たとえば「お仕事ない時間はちゃんとLINE返してね」とか「写メ送るから感想送って」みたいな、軽いお願いを積み重ねていきましょう。お願いの内容はできるだけ可愛いものがいいです。そうすることで、少々の無茶ぶりも可能になるよう少しずつ調教されていきます。
無茶ぶりに慣れていくと、「今日は飲みたい気分だから、ドリンク入れてよ」「○○日空いてる?同伴してくれるよね」というような命令にも応じてくれるようになります。
いくら主導権を握ったとしても、お客さんにはお客さんの都合があるのでどうしてもお願いを聞いてくれない時があります。そういう時は「拗ねてみせる」のがお勧めです。
オラオラ営業にハマるお客さんは、その女性から「自分が必要とされている」と思うことで満足する方が多いです。そういう方は、むしろ拗ねてみせることによって「やっぱり自分がいないとだめだ」と思ってくれるようになります。
ここで重要なのが、たとえば仕事だったり家庭の事情で断られる場合はわがままを言わないことです。オラオラ営業はお客さんとの信頼関係が大事なので、お客さんのことを考えて使い分ける必要があります。たとえば家族との大事な用事でお店に来られない場合は、「次来た時は今日のぶんも飲ませてね」などと約束につなげるのがおすすめです。
オラオラ営業はお客さんとの上下関係を模擬的に築くことで成り立つ営業スタイルです。なので、足元を見られないように注意する必要があります。
たとえばお店に来られないのにもかかわらずLINEで頻繁に連絡してきたり、お金がないからと外に飲みに行こうと誘ってくる方もいますが、基本的にはそういう人は相手にしないようにしましょう。
あくまでもお店に来て、お金を払ってくれるから構ってもらえる……というように、お客さんに条件づけるのが上手く営業するためのコツです。反対にいえば、お金を出し渋るようになったら態度を変えて冷たくするなど、普段の営業との差を見せるのも効果的です。
そのように振る舞うと、嫌われたくないと思ってお店に来てくれるお客さんも多いです。お客さんの気持ちを振り回し、ときどき良い思いをさせてあげることで主導権を維持しましょう。
当サイトではキャバクラの営業スタイルを5つ紹介しております。
詳しくはこちらの記事で解説しています⇒「キャバクラの営業・接客スタイル5つと、なぜ稼げるのかについて解説」
いかがでしたか?
今回はキャバクラの【オラオラ営業】についてお話いたしました。
オラオラ営業はお客さんがMの男性や、受け身な方の時に行うべき営業スタイルです。お願いがおねだりが自由にでき、少々高圧的でもそれをキャラクターとして楽しんでもらうことができるため、稼げる営業方法だと言えます。
しかしやり方やターゲットを間違えると嫌われる原因になってしまうので、お客さんをよく選んで行う必要があります。お客さんのことをよく観察し、どこまで攻めて良いかを判断するようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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