キャバクラの業界用語に「店年齢」というものがあります。
業界に詳しくない方だと、あまり耳にしたことがない言葉かもしれません。
店年齢は簡単にいえば、「サバを読む」ということ。
じつは…年齢を誤魔化して働いている人も少なくないのです…。
目次
前述のとおり、キャバ嬢の中には年齢を誤魔化して働く人もいます。
一体なぜ年齢を誤魔化す必要があるのか、疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
まず前提として知っておかなければいけないのが、キャバ嬢として働ける年齢です。
キャバクラで働ける年齢は決まっていて、だいたい18歳から24歳前後だといわれています。
未成年のキャバ嬢はそれなりに男性ウケが良く、若いからという理由もあってチヤホヤされます。
しかし、自分が20歳以下だということを偽って働く女性も少なくありません。
なぜかといえば「お酒が飲めない」からです。
キャバクラにはバックというものがあり、お客様にご馳走してもらったお酒の代金は一部がキャバ嬢に還元されます。
高いシャンパンをご馳走してもらえばそれだけキャバ嬢にもお金が入りますし、その数が多ければお店からの評価も上がります。
ですが未成年だとお酒を飲むことができません。
そのために20歳以上だと年齢を偽って働くわけです。
しかしこれは、もしバレればお店自体がお縄になります。働くお店を失ってしまう可能性があるのです。
そのため20歳以上だと実年齢を偽って働くことはおすすめできません。
一番多いのは、年齢を若く偽って働くキャバ嬢です。
キャバクラに来る男性はなんだかんだ、若い子が良いという方がかなりの数います。
サバを読んで働くキャバ嬢がいるのはそのためです。
たとえば27歳の女性が24歳と偽って働く……といった感じ。
見た目が若く見えれば、わりと誤魔化せます。
お客さんも酔っていますし、それに化粧も濃いので案外気づかれません。
とはいえものには限度というものがあります。
たとえが30代の女性が20代前半として働くのはさすがに無理があるでしょう。
30代でも稼げるキャバクラはあるので、わざわざ年齢を偽って働くよりは店を変えるのがおすすめです。
ここまで店年齢で働くのがOKだという前提でお話してきましたが、そもそもも許されているのでしょうか?
また店年齢で働くことにはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか?
詳しく解説いたします。
そもそもキャバクラは男性に夢を与える施設です。
お店で働いている大半の女性は源氏名で働いています。「進撃のノア」なんて名前の女性がいるわけがありませんよね。
名前はもちろん、年齢も偽って働くことができます。
むしろお店の方から「〇〇さんは若く見えるし19歳って設定にしてみませんか?」なんて言われるケースもあります。
とはいえお店に偽ってOK、というわけではないので注意。
お店には実年齢を明かしたうえで、あくまでも「そういう設定」として働きましょう。
先ほどもお話した通り、サバを読める年齢にも限度があります。
たとえば10歳以上誤魔化すのは、よほど極端に若く見える女性でなければ難しいでしょう。
というかほとんどの場合、そこまでサバを読むのは不可能です。
せいぜい2~3歳くらいが限度でしょう。
メリットはやはり、若い方がチヤホヤされる場合が多いという点。
キャバクラに来るお客さんのなかには、若いってだけでOKという人も一定数いるのです。
またある程度年齢を重ねても、店年齢のままで働けるのも利点といえるでしょう。
デメリットは、バレてしまうリスクです。
干支が言えなかったり、世代の話題が通じなかったりすることから、バレるリスクがあります。
また単純に自分の店年齢を忘れて、うっかり口を滑らせてしまう可能性もあるので気を付けましょう。
いかがでしたか?
今回はキャバクラ用語の「店年齢」について紹介しました。
キャバクラでは年齢を偽って働くのは基本OKです。
ですがあまり実年齢と離れすぎると誤魔化しがきかなくなるので注意。
また20歳以下がお酒を飲める年齢だと偽って働くのも、トラブルのもとになるのでNGです。
自分の実年齢を考え、無理のない範囲で店年齢を設定しましょう。
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