こんにちは。ナイトジョブ編集部です。
キャバクラの用語に「アフター」と呼ばれるものがあります。
意味は「お店が終わったあとにお客さんと飲みに行くこと」です。
当然ですが、時給は出ません。しかしお客さんと仲良くなることはメリットも大きいので、アフターでお客さんと遊ぶキャバ嬢も数多くいます。
注意していただきたいのは、ただアフターに誘うだけでなく「下心」をもっているお客さんが少なくないという点です。
なかにはホテルに誘ってくる場合も多々あります。
一度でも体の関係を持ってしまうとその後もしつこく誘われたり、他の人からも誘われるようになったり……場合によっては枕営業の噂が流れるといったトラブルに発展する恐れも…。
この記事ではアフターでホテルに誘われた際の断り方、また誘われないためのコツについてお話していきます。
目次
アフターに行くこと自体はお客さんと仲良くなれるたりといった、メリットも数多くあります。
次の来店につながったり、お客さんと共通の話題ができたり……「アフターに行く」という行為自体は決して悪いものではありません。
しかし、一歩でもお店の外を出ると「ホテルに行こう」としきりに誘ってくるお客さんもおり、なかなか面倒な側面もあります。
「アフターに行く=下心をむき出しにしてもいい」だと勘違いしているような方も残念ながらいらっしゃるのです。
ホテルに誘われた際にはどのように断ればいいのでしょうか?
ここからはスマートな断り方をいくつか紹介したいと思います。
ストレートに断りたいところですが、問題なのが「お客さんを拒絶する形」になってしまうことです。
もちろん今後の付き合いを鑑みても不快感のほうが勝るお客さんならそのように断ってしまっても構いません。
しかし……そうもいかない場合も多いのです。
お金はたくさん使ってくれるし、できれば手放したくない。でもここでホテルに行くのは嫌だ。そんな二律背反に陥る方も少なくないことと思います。
そんな時は気を持たせたままにしておくのも手です。
「また今度」や「もっと会ってくれたらね」など、あくまでもお客さんのプライドを傷つけない形で断れば、嫌われるリスクを負わずに済みます。
「また今度」とお客さんを泳がす断り方の発展型です。
濁して断るのではなく、具体的に「○○してくれたらあるかもね…」と匂わせます。
キャバ嬢のお仕事は匂わせの連続です。仲良くなれることを匂わせて指名してもらったり、同伴したりします。そこから先は明確に“ない”のに、“ある”風に装って会話を繰り広げるのです。
もっと同伴したらワンチャンあるかも、そんな期待を持たせて泳がせることで次の来店につなげることができます。
しかしこれはやりすぎNGです。
ホテルへ行くことがお店に来る見返りであるかのように勘違いさせてしまうと、むしろ逆効果となります。誘う頻度も増えますし、断れば断るほどお客さんの印象も悪くなるからです。
あくまでもぼかしつつ、仄めかすような言い方で伝えるのがベストといえます。
既婚のお客さんに限ってのことですが、「奥さん」というキーワードが現実に引き戻すきっかけとなってくれます。
いわゆる“遊び人”タイプのお客さんにはまた別の断り方が必要ですが、大抵の場合はこの言葉で罪悪感を呼び起こされます。
既婚なのにもかかわらず誘ってくるお客さんの多くは、お酒だけでなく「可愛い子と二人きりで遊んでいる」という状況に酔っているものです。
その酔いを覚ますのが、この冷静な一言。
「奥さんを大事にしてほしいな」
といった一言も割とアリです。あくまでもお客さんやその家庭のことを心配して断っているようにも捉えられるため、場合によっては株も上がります。
キャバクラにおいてアフター等でお客さんと体の関係になる、いわゆる枕営業は明確に禁止としているお店も多く、また禁じられていなくとも許容されていません。
基本的にNGに近い行為とされています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
そのため「店で禁止されている」と伝えるのも間違った選択ではありません。
お客さんもお店で禁止されていると言われれば仕方なく引き下がらざるをえないことでしょう。
それでも食い下がる場合には「お店に居られなくなると生活が困る」など切実に訴えれば基本的にそれ以上がっついてくることはありません。
冗談めかしてホテルに誘う方もいれば、かなり本気で誘ってくるお客さんもいるので注意が必要です。なかには「何が何でも…」というくらいしつこいお客さんもおり、断るのには苦労が要ります。
そういう方にははっきりと言うのが一番です。
「そういう関係になりたくない」
と勇気をもってはっきりと伝えましょう。
どんなにお金を使ってくれる方でも、信頼関係を築くことのできない人なら今後の付き合いも考えなければなりません。泳がせるのもほどほどにしなければ、痛い目を見る場合もあります。
あまりにもしつこく、執拗に迫ってくるようならこのように正直に伝えるのが一番なのです。
断るうえで最も注意すべきなのは、「プライドを傷つけてしまう」ことです。
お客さんからすれば誘うのにも勇気が要ります。それを断るということは、必要以上にお客さんにショックを与えてしまう場合もあるわけです。
誘われる側からしてみると「何を勝手な…」と思うかもしれません。キャバクラというサービスの範疇を越えようとしてくるわけですから、むしろ酬いを受けて当然!と思う気持ちもわかります。
むろん、あまりにもしつこいお客さんや相手の気持ちを一切無視して誘ってくるお客さんには、そのように強く出る必要もあるわけです。
しかしながらお客さんはお客さんですので、可能であれば関係を繋いだまま断ることができればそれに越したことはありません。なにより、そのほうがお金も儲かりますし。
「お仕事として誇りをもってやっている」
は、プライドを傷つけない断り方としてアリだと思います。
なぜなら「相手が自分を嫌いではない」「仕事を頑張るために致し方なく断っている」という二点が伝わるからです。
プロ意識を見せることで、お客さんのプライドを傷つけることなく一歩引かせる……これは高等なテクニックですが、かなりおすすめのやり方です。
そもそも誘われる前に未然に防ぐことができればそれに越したことはありません。
誘われないためには、いくつかのコツがあります。
ここからはキャバ嬢がアフターでホテルに誘われないようにするためのコツについてお話していきます。
アフターでは夜遅くまでお客さんと付き合うことになります。そのあとに予定がないことを前提に行うために誘われやすい……という側面があります。
そのため帰る時間を伝えておくと、ホテルに誘われにくいです。
またこのとき、理由もきちんと作っておくと尚良し。
たとえば「翌日に予定があるので昼前には起きて活動を開始しないといけない」などと、理由を明確にしたうえであらかじめ早めに帰ることを伝えておけば、誘われることは基本的にありません。
女の子複数でアフターに行くのは、男性からすれば気分がいいのに違いありません。なにせ“両手に花”なわけですから。
そして、その状況は女の子側からしても有利なものです。
なぜなら女の子が複数いる状況だとホテルに誘われにくいからです。
お客さんを楽しい気分にさせることができ、また万が一雲行きが怪しくなってきても女の子同士で助け合って断りやすい雰囲気にすることができます。
誘われないためには、「そういう雰囲気」にしないことがまずなにより大事です。もっとも手っ取り早い対策が、個室の店は避けることです。
個室居酒屋やカラオケなど、二人きりになれてしまう空間は選ばず、できるだけ他のお客さんもいるバーなどを選びます。
そのためにはお客さんがお店を選ぶのはできれば避けたいもの。
お店の周辺のお店をあらかじめ調べておき、アフターの際には主導権を握りましょう。
お客さんによって態度を変えるのはキャバ嬢としてあまり良いとはいえませんが、アフターに関しては身を守るため致し方ないといえます。
たとえば頻繁にボディタッチしてくるなど、下心が普段から目に見えている方とは行かないほうが無難です。
そもそもアフターは、キャバ嬢が絶対にこなすべき仕事ではありません。
同伴に関してはノルマ化しているお店も多いですが、アフターはキャバ嬢それぞれの選択に任せているお店が多いのです。
下心しかないお客さんに誘われてもアフターには行かないようにしましょう。
キャバクラはいかに下心をうまくかわし、適度に思わせぶりに振る舞いながらお客さんと仲良くなるかが重要です。
あくまでもうまくかわせる程度の下心であれば、利用してお店に誘導するのもキャバ嬢の手腕……しかしながら下心しかないお客さんとアフターに行くのは危険です。
ホテルに誘ってくる下心しかないお客さんの特徴とはどのようなものなのでしょうか?
ここからはホテルに誘ってくるお客さんとはどんな人かについてお話していきます。
アフターに誘うのも一度や二度であればいいのですが、しきりに何度も誘ってくるようなお客さんは、なんらかのアクションに出るタイミングをうかがっている可能性があります。
今日ならいけるのでは…?と何度も誘ってくるお客さんには要注意。
こういうお客さんは機を見て誘ってくる場合があります。
キャバクラはお客さんの職場や交友関係よりはある意味において「性」がむき出しになっている空間です。セクハラめいた言動も許される雰囲気は少なからずあります。
とはいえそれには限度があり、「お触り」は禁止とされているお店が多いです。
禁止とされている…といっても暗黙の了解として、手がちょっと触れる程度なら目を瞑るというお店もたくさんあります。この辺りはキャバ嬢の裁量にゆだねられる場合も少なくありません。
お触りが多い人は言わずもがなエスカレートする恐れがあるので、アフターに誘われた際は注意しましょう。
アフター狙いの人は閉店間際にきます。そして、そういうセコいことを考える人ほど下心を持っている場合が多いです。
あくまでもお喋りやコミュニケーションを楽しみに来ているお客さんはこんなことしませんし、アフターに行きたいのはどちらかというとそういうお客さんだと思います。
閉店間際にアフター目当てで来るようなお客さんとは、可能なら行かない方がいいです。なぜならそんな人と行っても次の指名などにつながらないからです。
上にも通じる話ですが、あわよくばホテルに連れ込むことを狙っているお客さんはそもそもキャバクラのサービスをなんら楽しいと思いません。彼らにとって「その先」がメインイベントなわけですから。
つまり可能な限り、その前段階にお金を使いたくない…と思っているのです。
下心があるお客さんほど変にケチだったり、まったくお金を使わなかったりします。要はキャバクラの楽しみ方を知らない方が多いのです。
そういった方を相手にしても、損しかありません。
いかがでしたか?
今回はアフターでホテルに誘われた際の断り方や、誘われないようにするコツについてお話いたしました。
キャバクラで働いていると、このような誘いを受けることがあるかもしれません。そんなとき、お客さんを傷つけないように上手く断るようにしましょう。
またあまりにもしつこい強要してくるようなお客さんがいる場合は、お店の人に相談してみることをおすすめします。
酷い場合は注意してもらったり、出禁にしたりできるため、しつこい人が現れた際にはそのように対処するのも手です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今人気急上昇中の求人店舗をご紹介!
キャバクラ・ラウンジ・クラブ・ニュークラブetc..
この機会をお見逃しなく