キャバクラ求人サイトには時々「寮あり・寮完備」の求人が掲載されています。
これから上京・上阪する方にとって、働く場所と住む場所を両方確保できる寮付きの求人はかなり魅力に感じることでしょう。ですが、実は寮に入って「後悔した」という声も少なくありません…。
この記事ではそんな寮ありの求人のメリット・デメリットなど詳しく解説していきます。
目次
上京・上阪して一人暮らししながらキャバクラでお仕事したいという方も多いのではないでしょうか?
住まいを決める際、自分でお部屋を探して借りるほかに「寮」という選択肢もあります。
寮付きのキャバクラでは、入店と同時にお店が用意した部屋に住むことになります。お仕事と住む場所を同時に見つけることができるため、初めての一人暮らしで右も左もわからないという方にぴったりです。
という方のために、寮の雰囲気や決まりなどについて詳しく解説していきます。
キャバクラの寮は1Kのワンルームが多く、またキャバ嬢やスタッフ以外の普通の人も住んでいるアパート・マンションの一室が寮になっている場合がほとんどです。アパート一棟を貸し切りでその社員が住まうといった、会社の寮とは大きく異なります。
稀ではありますが、3LDKの部屋を3人で使用するといった場合もあります。寮といっても必ずしも一人一部屋ではなく複数人でのルームシェアという場合もあるため注意が必要です。
初めは一人でも、しばらくすると新しくキャストが増えて同居を余儀なくされるという場合もあります。同居人がいるとどうしても気が休まらないという方は、事前に確認するか自分でお部屋を探して住むようにしましょう。
会社の寮に住む場合、門限などの規則がある場合が多いです。キャバクラの寮にも決まり事がある場合がほとんど。ここでは代表的なものを紹介いたします。
会社の寮の場合、そもそも家に人を招くこと自体ができない場合があります。ですがキャバクラの寮は同性であればOKという場合も多いです。代わりに異性の友人や恋人を招くことは禁止されている寮が多いので注意しましょう。
また出勤日数やシフトなどの制限が付く場合もあり、そのあたりも注意すべきポイントと言えるでしょう。後述しますが、寮に入るというだけで厳しいノルマを課せられる可能性もあるため、事前に確認しておく必要があります。
キャバクラの寮に住む住人は、お店の周辺によって異なります。例えば、勤務しているキャバクラの周辺にお店が少ない場合は、一般利用者が多いアパートやマンションに住むことになります。反対にキャバクラが周辺に多いような地域の寮では、キャバ嬢やスタッフが住んでいる場合も。
ルームシェアの場合、同居人は一緒に働くキャストになります。同じお店で働いている子と住むことになるので、活動時間が同じであるため生活音の心配はあまりありません。
キャバクラの寮は上京・上阪して働くという方には利点が多く、とくにお仕事をしてお金を貯めてから部屋を探したいという方には最適です。しかし、物件によっては相場より高くついてしまうなど、寮ならではの欠点もあります。
ここからはキャバクラの寮について、メリット・デメリットについて解説していきます。
キャバクラの寮に住むメリットは以下になります。
通常、お部屋を探す場合は敷金や礼金が必須で、お金を貯めておく必要があるものです。
ほかにも仲介手数料や保証料、カギの交換費用など……初期費用が案外高くついてしまいます。
キャバクラの寮はそういった初期費用がかかりません。また入居後の家賃はお店で働いて得た給料から引かれるため、お金がない状態でもすぐ入居することができます。
連帯保証人として認めれらるのは、主に安定した職業に就いていて支払い能力がある2親等以内の親族です。親や兄弟・姉妹はもちろん、祖父母や孫もこれに含まれます。
水商売を始める方のなかには、家族や親戚に頼れないという人もいらっしゃることと思います。
キャバクラの寮は保証人無しで入寮できる場合が多いので、保証人を頼むことができない方でも安心です。
不動産業界のあるあるとして、「水商売だということを理由に部屋を借りられない」という例があります。
収入が安定しない業界で、また夜中の出入りも多いために断られるというケースは現在もなお少なからず存在しているようです。
寮に住むことでそういったトラブルなしに、住む場所を決めることができます。
キャバクラの寮は、初期費用等を用意することができない方が一時的な住まいとして入寮する場合も多いです。
そのためか入寮・退寮がかなりスムーズになっています。
手続きや審査などの手間なく住むことができ、また部屋を出ていく際もすぐに退寮することができます。
キャバクラの寮に住むデメリットは以下になります。
そもそも寮ありのキャバクラ求人に絞って求人を探すと、選択肢が大幅に減ってしまうという欠点があります。求人サイトによりますが、やはり寮なしのほうが多く掲載されています。
多くのお店から自分に合った求人を選びたい方にはお勧めできません。
お店の用意している寮なので、そこに住んでいる限りはお店を辞めることができません。お店が嫌で辞めたくなっても、入寮したからにはしばらく働き続けなければならないのです。
キャバクラのお仕事に慣れていない方や、初心者の方にはあまりお勧めできません。
寮のほうが安い……と考える方がほとんどだと思いますが、じつはそうじゃないケースも多いようです。
キャバクラの寮はお店が用意しているお部屋のため、誰も入寮していない状態の空家賃も負担することになっています。そのため、入居の際は家賃とは別に寮費を要求され、通常の家賃よりも高くついてしまう場合があるとか。
また、家賃を高くして貯金を妨げ、辞めるに辞めにくい状況へと追いやろうというお店も少なくありません。入寮する前に家賃の相場について調べておく必要があります。
キャバクラの寮に入ると、お店でのノルマが厳しくなるといった事例もあるようです。
たとえば寮に入る場合は「週5以上のレギュラー勤務必須」といった感じで、通常よりもキツいノルマを課せられる場合も少なくありません。
週3程度でまったり働きたいと考えている方にはあまり向かないと言えるでしょう。
キャバクラの寮のなかには一部管理がずさんで、トラブルが起こってしまう場合もあります。
たとえば入居者が変わる際に鍵を交換しておらず、以前住んでいた人が無断で部屋に入ってくる……というようなケースも過去にはあったようです。窃盗などの警察沙汰になる恐れもあります。
きちんとした所なら問題ないのですが、そもそも寮に住まなければそうした心配は皆無です。
前述の通り、キャバクラの寮にはメリットもあればデメリットがあります。
可能であればトラブルを避けて快適に暮らしたいものですが、そのためには入寮する前の最初の段階でいくつか見ておくべきことがあるといえるでしょう。
ここからはキャバクラの寮に入る際に確認しておくべき点についてお話いたします。
寮に住みたいという方の多くは、できれば初期費用などの出費を最小限に抑えたいという方がほとんどだと思います。ですが「寮=安い」ではないということは前述の通りです。
キャバクラの寮に住むことで、通常よりも多く家賃を払うはめになってしまう場合もあります。初期費用無しで入れる寮がほとんどですが、長い目で見ると初期費用よりも多く家賃で取られてしまうケースも…。
その地域の家賃の相場や初期費用などと照らし合わせ、メリットの多い選択をしましょう。
キャバクラの求人サイトの多くは定期的に新着情報を更新していますが、お店ごとの寮の入居状況までは網羅しきれていない場合がほとんどです。
そのため「寮完備」と求人に書かれていても、実際には寮がすべて埋まっているという場合もあります。
寮に住むことを考えている方は、事前に確認しておくようにしましょう。
先ほどもお話した通り、入寮することによって通常よりもキツいノルマが課せられる場合があります。
たとえば週5日フル勤務だったり、一日に指名を〇件以上だったり、こなさなければいけないノルマによって大変な思いをするキャストも少なくありません。
寮に入る前に、そうした条件についてよく確認しておく必要があります。
いかがでしたか?
今回はキャバクラの寮についてお話しました。
キャバクラなどの水商売は一般物件の審査に通らない場合もあるので、すぐにでも住める寮でお金を貯めてからじっくり部屋を探したいという方も多いはず。
ですが寮ありの求人のなかにはデメリットだらけの寮に住まわされるものも少なからずあります。信用できるお店かどうか、よく吟味して選ぶ必要があるといえるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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