こんにちは。ナイトジョブ編集部です。
キャバクラなど水商売で働いていると、時折耳にするのがこんな言葉です。
「キャバ嬢ってお酒飲んで話してるだけで稼げるから楽でいいよね」
キャバ嬢に対するイメージは人によって千差万別ですが、中にはこのような偏見を持たれる方もいらっしゃるようです。
今回はそんな「水商売への偏見」をテーマにお話していきたいと思います。
目次
特に男性に多いこのような偏見ですが、果たして本当にキャバクラなどの水商売は「ラク」なのでしょうか?
何をもって楽と判断すべきかは人によって異なると思いますが、分かりやすく「仕事内容」で考えてみましょう。
キャバクラの仕事内容についてはこちらで詳しくまとめています。
キャバクラの仕事内容とは?サービス・接客のやり方お給料について解説
上記の記事で紹介しているキャバ嬢の仕事内容は大きく分けて4つ。
一言でいえば、キャバ嬢はキャバクラという「特殊な空間」での接客が主な仕事になります。
さらには職場以外でも、連絡先を交換したお客さんとのやり取りや同伴など、プライベートな時間を使って応対しなければならない側面もあり、決して楽とはいえません。
さらに、日ごろからの努力も必要になります。
容姿や体型を一定水準以上に保つ努力や、お客さんと円滑にコミュニケーションをとるための努力など、通常の接客業と同じくらい心がけなければならないことがたくさんあります。
楽なように見えるかもしれませんがやはりお仕事なので……
「それなりにキツく、それなりに楽しい」というのがキャバクラの実態といえます。
偏見を持たれるのには様々な理由があるかと思います。
たとえばこのご時世、満足に稼げている人や望んだ職に就けている人のほうが少ないです。それゆえ、一見すると「楽」そうに見えるキャバ嬢が批判の対象となってしまうのが、一要因だと思います。
「お酒を飲んでいるだけ」「お客さんと会話しているだけ」という風に思われてしまうのは、前項でも話した通りですが、特に男性はそのような偏見を持ちがちです。
というのも、やはり女性とあまり会話したことがない男性ほど、どのような努力をしているか、どのような苦労をしているのかを想像できません。ゆえにこのような偏見を持ちがちなのです。
反対に、接客業や営業職できちんと成果を上げている人ほど、キャバ嬢など水商売の人に対し敬意をもって接します。
それは気の合わない相手との長時間のコミュニケーションや、容姿を一定水準以上に保ち続けることの難しさをよく理解しているからです。
「華やかな夜の世界」というイメージのある水商売。
やはりテレビや漫画などの影響から、実際とは異なる様々なイメージが独り歩きしているようです。
「楽そう」のほかにもキャバクラなどの水商売には多くの偏見があります。
ここからは水商売に対する偏見のなかから、よく耳にするものについて紹介したいと思います。
枕営業に関してはやっている人もいる、というのが正直なところです。
人気を獲得するために、文字通り身体を張って稼ぐ方もいます。
しかし、それは決してお店が推奨しているわけではありません。明確に「枕営業はダメ」というルールをキャストに課しているお店もたくさんあります。
そもそも売れっ子ほどお客さんとの関係づくりを頑張るため、枕をしないものです。
「存在はするけど、推奨されてないしやってる子も多くない」というのが現状といえます。
キャバクラの枕営業に関してはこちらの記事をご覧ください。
これも実情をよく知らない人の意見ですね。
キャバクラは基本、容姿やコミュニケーションスキルを重視してキャストを選ぶので、職歴や学歴といった尺度は通用しません。それゆえに「バカが多い」といった偏見を持たれやすいのです。
しかし何度も申し上げているとおり、キャバクラは接客が主な仕事です。
マナーや礼儀作法はもちろんんですが、お客さんを不快にさせないための言葉遣いやコミュニケーション能力など様々なスキルを必要としています。
お客さんとどんな会話をしたのか、接客のあとで事細かにメモを取るキャストもおり、意外に頭を使う職場なのです。
たしかに出身校などで選ばれることはありませんが、働いてみると意外に覚えることが多く、また考えなければならないこともたくさんあります。
キャバ嬢のコミュニケーション能力に関してはこちらの記事をご覧ください。
キャバクラでの「話題」に困ったら…?キャバ嬢必見の盛り上がる会話術
これに関しては人によるとしか言えません。
たしかにキャバクラなどの水商売には「高収入」という魅力があります。
収入に合わせ、生活レベルも高いという方は要るかもしれません。
しかし学費・奨学金を払うために働いている方や、やむにやまれぬ事情からお金が必要で働いているという方も多く、一概に「金遣いが荒い」とは言えないのです。
またこのような偏見を抱かれる大きな要因として、美容など自己投資に掛けるお金が多いというのもあるかもしれません。
実際美容整形などの費用を稼ぐために水商売を始める女性は多いです。
自分を少しでも良く見せようという努力に対し、このように反応する方も多いことは頭に入れておかなければなりません。
キャバ嬢の整形に関してはこちらの記事をご覧ください。
キャバ嬢の〇割は“整形”経験アリ?整形する際に絶対気を付けるべき注意点
キャバ嬢やホステスは確定申告を行わず、税金を払っていない……そんなイメージも少なからずあります。しかし、何度もいうようですがこれもやはり人によるのです。
きちんと納付している人もいれば、そもそも税金について正しい理解がない方もいます。
ホステスやキャバ嬢の無申告に関しては過去に何度も問題になっており、やはり反感を覚える方も少なからずいるようです。
しかし、お店側から源泉徴収されるケースも多く、もっといえばきちんと確定申告を行い税金を納めているキャバ嬢・ホステスもかなり多いです。
キャバ嬢の確定申告について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
副業キャバ嬢に知ってほしい確定申告の「20万円ルール」について
いかがでしたか?
今回はキャバ嬢やホステスに対する偏見について紹介いたしました。
水商売に対してよく知らない、想像もできない人ほどむやみやたらと攻撃するもの…。
どのようなお仕事をしていても後ろめたいことはありませんので、どんなにネガティブな意見に触れても堂々と働いていただきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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