キャバクラで働くにあたって、自分のキャラや性格に合わせた営業スタイルの確立はとても大事です。なかでも“飲み営業”は、端的に言えばお酒を沢山飲むことで稼ぐというある意味では「究極」の営業スタイルです。
この記事ではお酒好きな方や、酔いにくい方に最適な【飲み営業】の特徴や、メリット・デメリットについて解説いたします。
という方はぜひ参考にしてみてください!
目次
飲み営業は簡単にいえば、お酒を沢山飲むことでお店の売上に貢献しながら稼ぐという営業スタイルです。
キャバクラには様々な営業スタイルがありますが、ある意味では王道とも呼べる稼ぎ方だといえるでしょう。
ここからはそんな飲み営業の特徴について詳しく解説していきます。
キャバクラはお酒を飲みに来ているお客さんが大半です。なので一緒にお酒を飲んで盛り上がれる女の子にはかなり需要があります。
飲み営業は、お酒をたくさん飲みながら接客を行う営業スタイルです。お酒好きなお客さんや場を盛り上げてほしい団体のお客さんに好まれる傾向にあります。
とにかくお酒を飲むので、短期間で売り上げを伸ばしやすいのが特徴です。お店の売り上げにも大きく貢献するため、昇給につながりやすい「最強」の営業スタイルだと言えます。
キャバクラで有名な営業スタイルに、【色恋営業】と【友達営業】があります。
ここからは飲み営業とこれら二つの営業スタイルの違いを解説していきます。
【色恋営業】はお客さんとの恋愛要素を前面に押し出した営業スタイルです。男女の関係が仄めかされるため、お客さんがのめり込みやすくお金をたくさん使ってくれるというメリットがあります。詳しくはこちら⇒「【色恋営業】とは?ハマるお客さんの特徴と駆け引きのコツについて」
飲み営業は色恋営業とは異なり、疑似恋愛要素はあまり含みません。どちらかというとお酒を飲んでその場を盛り上げたり、楽しんでもらうのがメインになります。
【友達営業】は友達のような感覚でお客さんと接する営業スタイルです。疑似恋愛要素は抑えめで友達のような感覚で接するため、長期間お客さんとの関係を続けることができるというメリットがあります。詳しくはこちら⇒「【友達営業】とは?色恋営業よりも稼げる友営のコツと移行する方法について解説」
飲み営業と友達営業は似ていますが、飲み営業はお酒をたくさん飲むのが特徴です。友達営業は仲のいい女友達のようにフランクに会話しますが、飲み営業のほうがテンションが高めになります。
この営業スタイルで稼ぐためにはコミュニケーション能力と、なにより「お酒に強いこと」が必須条件です。この二つがなければ飲み営業は難しいといえるでしょう。
二日酔いになりやすかったり、お酒が弱い人は飲み営業にはあまり向きません。また自分で飲める範囲が分からない、加減が分からないという方も飲み営業はやめておいたほうが賢明です。
あくまでもお酒がたくさん飲めて、自分で飲んで良い加減が分かっているという方向けの営業スタイルだといえます。
飲み営業はたくさん稼げるうえに、お店から重宝されるというメリットがあります。しかし、同時に「お酒をたくさん飲むことによる体調不良」などリスク・デメリットがあることも忘れてはいけません。
ここからは飲み営業のメリットとデメリットについて詳しく解説いたします。
飲み営業のメリットが以下です。
飲み営業はボトルやドリンクをたくさん空けるので、そのぶん売り上げが期待できます。お客さんによっては「良い飲みっぷりだからもっとボトル入れたい!」という方もいらっしゃるので、そういう方に巡り合えた場合は一晩にしてかなりの売り上げになります。
売上の一部はバックになり、直接キャバ嬢に還元されます。またお店からの評価にも影響し、時給が上がる…なんてことも。飲み営業はこのように、とにかく稼げる営業です。
お店からしてみると、たくさんボトルやドリンクを空けてくれるキャストはありがたい存在です。なぜならそれだけお店の売り上げになっているからです。
キャバクラで出るお酒は安いものは2,000円、高いものは数十万円と、かなりの値段になります。それに対してノンアルコールのドリンクは最高でも2,000円が限度です。
このような値段設定になっているため、高いお酒をたくさん空ける「飲み営業」の女の子のほうが売り上げに貢献でき、評価されることになります。そして評価は給料や待遇に大きく影響します。
キャバクラには様々な「ノルマ」が存在します。お店によりますが、働くうえでクリアしなければならない売り上げのノルマが存在し、達成できなけばお給料が下がってしまうことも…。厳しいお店だと罰金を取られるなんて場合もあります。
飲み営業はお酒のおねだりがやりやすいため、ドリンクに関するノルマを達成しやすいのが特徴です。一回の出勤でかなりのドリンクを飲むので、少々ノルマが厳しくても余裕で達成できます。
たくさんお酒が飲めるキャストは、飲めないキャストのヘルプになる場合が多いです。キャバクラにはお酒が全く飲めない方や、未成年のキャストもたくさん働いています。なので飲めるキャストはかなり重宝する存在なのです。
たくさん飲める子がヘルプになるとお客さんからも喜ばれますし、同僚のキャバ嬢からも頼りにされるようになります。
飲み営業のデメリットが以下です。
先ほどもお話しましたが、飲み営業はお酒が弱いとまずできません。お酒をたくさん飲めるということが前提の営業スタイルなので、下戸な方やたくさんは飲めないという方にはあまり向きません。
お酒が弱いのに「稼げるから」といって無理に挑戦しようとすると、体調を崩したり翌日出勤できなくなったりします……慣れもあるかもしれませんが、あくまでも無理しないようにしましょう。
お酒を飲んでもあまり酔わないタイプでも限度を超えると体を壊す可能性があります。とくに翌日に残りやすいというタイプの方は、二日酔いでお仕事できなくなる……なんてことも。また一定量を越えた途端に酔いが回って気分が悪くなる、という方もいます。
飲み営業を続けるためには、自分が飲める限界を知っておかなければいけません。また、長く飲み営業を続けたことによる肝疾患にも注意しなければいけません。
お客さんによっては飲み営業のキャストを嫌がる可能性があります。なぜかというと、キャストにドリンクをご馳走するとそれだけで結構な値段になるからです。あくまで安く飲みたいという方にはあまり有効ではありません。
飲み営業は、お金を一杯持っていそうな方や団体のお客さんに対しては本領を発揮できますが、財布のひもが堅いお客さんに対して飲み営業はかなり不利です。
飲み営業はただお酒をたくさん飲めばいいというわけではありません。やり方やコツ、また注意点をしっておく必要があります。
ここからは飲み営業のやり方・コツについて紹介していきます。
まずお客さんのテンションに合わせるのが大事です。キャバクラでお酒をご馳走したくなるタイミングは、女の子との会話が盛り上がった時です。そのためには場の空気やノリに合わせて接客していく必要があります。
お客さんが望んでいる接客スタイルを掴むことがまず重要です。そうして十分場を盛り上げたところでドリンクをおねだりしてみましょう。
お客さんも気分がよくなって、快くおねだりに応じてくれるはずです。
重要なのはお客さんのことをよく観察することです。観察しなければ、そのお客さんがどんな接客を望んでいるのか分かりません。分からない状態ですぐドリンクをおねだりすると、「この子は稼ぐことしか考えてないのかな?」と思われてしまいます。
お客さんのなかにはお金をそれほど持っていない方もおり、またお金は多少あるように見えても予算のなかで飲んでいる方もいます。飲み営業が通じる人なのかどうか、まずは見極めましょう。
飲み営業は稼げる代わりに体調を崩しやすい諸刃の剣です。
飲みすぎによって二日酔いで動けなくなったり、肝臓を傷めたり……病気のリスクがつきものになります。あくまでも自分の体をいたわりながらお酒を飲む必要があります。
そこで役立つのがスタッフとの連携です。飲み営業を休む日をあらかじめスタッフとすり合わせておいて、その日はノンアルコールのフェイクドリンクやアルコールが低いドリンクに変えてもらう、といったやり方が有効です。
長く続けるためにも、お店のスタッフに協力してもらいましょう。
当サイトではキャバクラの営業スタイルを5つ紹介しております。
詳しくはこちらの記事で解説しています⇒「キャバクラの営業・接客スタイル5つと、なぜ稼げるのかについて解説」
いかがでしたか?
今回はキャバクラの【飲み営業】について紹介いたしました。
キャバクラでは飲み営業はかなり稼げますが、この営業スタイルで人気になるためには当然お酒をたくさん飲めなければいけません。また場を盛り上げるコミュニケーション能力も必要です。それらに自信がある方はぜひ飲み営業を自分のスタイルにしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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