キャバクラなどの水商売は「稼げる」という印象があるかと思いますが、売れている”キャバ嬢”と売れていない”キャバ嬢”でその月収は大きく異なります。一体なにが違うのでしょうか?
この記事では「売れない」キャバ嬢と「売れてる」キャバ嬢の月収や、売れるためのコツについてお話していきます。
もっと売れたい!とお考えのキャバ嬢や、これからキャバクラで働こうとお考えの方はぜひ参考にしてください!
キャバクラはほとんどのお店が週5~6日出勤日があり、1日の勤務時間は5時間程度です。同じ条件にもかかわらず、収入は個人によって大きな違いがあります。
売れないキャバ嬢と売れているキャバ嬢では月収にどれほどの差があるのでしょうか?ここではそれぞれの月収を紹介いたします。
(指名数や早上がりした場合など、細かい要素については今回は割愛します。)
時給3,000円×5時間勤務×月20日出勤=300,000円
所得税10%
雑費・厚生費500×20=10,000円
=26万円
時給7,000円×5時間勤務×月20日出勤=700,000円
所得税10%
厚生費500×20=10,000円
バック50,000円
=67万円
キャバクラのお給料の平均はおよそ3,000円です。しかし一切指名が取れなかったり、同伴などのノルマも全くこなせないキャストは、そこからさらに下がって時給2,000円程度になってしまう方もいます。
キャバクラは実力次第では稼げる業界ですが、反対に実績をうまく積んでいけないとお給料も伸び悩んでしまいます。厳しいですが、それは仕方のないことです。
流石に時給2,000円はキャバクラでは少ないですが、あり得ない数字ではありません。実際、週5日働いて月給20万円程度しか稼げないキャバ嬢も多いです。せっかくこの業界で働くんですから、もっと稼ぎたいですよね。
さて、ではどのようにすればお給料は上がるのでしょうか?
キャバクラでお給料を上げるには売上を上げ、お店に貢献するほかありません。ここからは昇給に関するシステムを簡単に解説いたします。
売り上げスライド制とは、お客さんが支払った金額の合計で時給が上がっていくというシステムになります。
どれだけ売上を残したか。「売り上げの金額」が時給を左右するのが特徴です。指名の本数多くなくても接客したお客さんがたくさんお金を使えばそれだけ時給もアップするので、初心者でも高時給が狙えるシステムとなっています。
イメージとしてはこんな感じ。
詳しくは「売り上げスライド制とは?|キャバクラの給料体系」をご覧ください。
ポイントスライド制とは、ポイントによって時給が上がっていくというシステムです。
たとえば本指名・場内指名の本数や同伴の回数を重ねるごとに、ポイントが加算されています。そのポイントがある一定以上に達すると自動的に時給が上がるというのが特徴です。
ポイントの詳しい配分はお店によって異なりますが、たとえば「本指名=10P」「場内指名=5P」「同伴指名=20P」というようにポイントが加算され、その合計に応じてその月の時給が変動するといった感じです。
イメージとしてはこんな感じ。
詳しくは「 ポイントスライド制とは?|キャバクラの給料体系」をご覧ください。
バックはお店の売り上げから一部がキャストに還元されるという制度です。キャバクラでたくさん稼いでいるキャバ嬢は、大抵がバックによって高額な給料を受け取っています。
キャバクラのバックについてはこちらの記事で詳しく解説しています。⇒「キャバクラのバック制度とは?|バックの種類と相場について徹底解説!」
前項で紹介した月収が低いキャバ嬢は、一体なぜ稼げないのでしょうか?
稼げないのにはいくつかの理由があります。
ここからは売れないキャバ嬢の特徴を紹介していきます。
出勤日数や出金時間は売上に直結します。なぜなら働く時間が短いと、そのぶんフリーのお客さんに付けるチャンスが減ってしまうからです。そして、フリーに付けないということは自分を売り込むチャンスも少ないということになります。
積極的に出勤するとそれだけ新しいお客さんに巡り合う機会も増えるので、ファンを増やすことができます。指名客を増やしてどんどん売れていきたいのであれば、とにかく機会を増やすようにしましょう。
出勤しなければお客さんを増やすことができず、ノルマを達成できないのでさらにお店からの評価が低くなって、さらに出勤日数を減らされることもあります。そうした負のスパイラルに陥らないためにも、可能な限り出勤することをおすすめします。
キャバクラで稼いでいくためには、お客さんとのコミュニケーションが何よりの武器です。とはいえ初めはどんな風にしゃべっていいのか分からない…という方が多いと思います。
会話が下手な人の多くは「お客さんの立場になる」ことができていません。
キャバクラにはいろんなお客さんがいます。自分からグイグイ話してくれるお客さんもいれば、奥手でなかなか話しかけられない人もいるのです。またな中には自分から話すのが苦手だからキャバ嬢側に話してほしいという人もいたり……とにかくお客さんによって会話の方向性を変える必要があるのです。
どうしてもお客さんとの会話が苦手だという人は、そのお客さんをよく観察して「どんな風に接してほしいのか」を想像してみることをお勧めします。
お客さんごとに様々なタイプがあるというのは前述の通りですが、会話の好みを含むお客さんの特徴は可能な限りメモに取っておくなど、覚えておくようにしなければなりません。
どんなお客さんでもノートにとって、趣味や好きなもの、盛り上がった会話の傾向などを書き込んでおきましょう。あとで見返すことで、その客さんに最適な話題選びや盛り上げができるようになります。
また誕生日などの基本的な情報は覚えておかないと失礼なので、そういう意味でもメモ・ノートの作成はかなり大事だといえます。
コチラの記事で”お客様ノート”について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。⇒「指名本数・売り上げを各段に上げる”お客様ノート”について解説」
キャバクラではプライベートな時間を使った「営業」が必要になります。面倒ですが、お店の外でもお客さんとやり取りしましょう。
営業の利点は、お店に来てもらえるよう交渉することができるという点です。同伴に誘ったり、アフターをほのめかしてお客さんをお店に呼べるので、売り上げを増やすための一番の近道です。
しかし、ただ「お店に来てほしい」と伝えるだけではダメ。お客さんの目に留まってついつい誘いに乗りたくなるような声かけが重要になります。これがナチュラルにできるキャバ嬢で稼げない人はほとんどいません。営業はそれだけ重要な「仕事」の一つだといえるのです。
コチラの記事で”LINE営業術”について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。⇒「絶対!集客につなげる!キャバクラのLINE営業術と5つの実例」
遅刻や当日欠勤が多いのも、売れないキャバ嬢の特徴の一つです。
キャバクラではお店からの信用も大事です。同じくらい稼いでいるキャストでもお店からしてみれば遅刻・当欠のないキャストのほうが信用できます。だから、もしフリーのお客さんを付けるとしたらそちらが優遇されるのです。
フリーのお客さんにありつけなくなると、初心者のキャバ嬢は自分のお客さんを増やすことができなくなります。そんな風な扱いを受けてしまうということは、なかば戦力外通告のようなものです。そうならないためにも、お店からの信用は損なわないようにしましょう。
お仕事がどうしても嫌なときの対処法はこちらの記事で解説しています。⇒「もうイヤだ!キャバクラなどの水商売を辞めたいと思う理由と”対処法”」
キャバクラではある程度の容姿のレベルが求められます。美容に関する意識や関心があり、自分磨きができる人でなければなかなか難しいお仕事だといえるでしょう。素のルックスが良いことは武器になりますが、お店の照明に映えるメイクの研究やドレスとの相性なども考えなければいけません。
スタイルの維持についても、きちんと考えなければいけません。夜遅くに返ってくるお仕事ですし、仕事柄お酒を沢山飲むことになりますが、売れているキャストの多くは運動や食事制限でスタイルをキープしています。
綺麗で居続けるのはなかなか難しいことではありますが、しかし決して安くはないお金を払って「綺麗な子」とお酒を飲みたいという需要があるのもまた事実。より稼ぎたいのであれば、容姿のレベルを一定以上に保つ必要があると言えるでしょう。
キャバ嬢のメイク術に関してはこちらの記事で解説しています。⇒「楽して男ウケ!キャバ嬢メイクのポイントと時短テク、NG例もご紹介♪」
反対に、売れているキャバ嬢の特徴とはどのようなものでしょうか?
ここからは売れるキャバ嬢になるにはどうすればいいのかついて考えていきたいと思います。
キャバクラでは、新人期間はルックスが時給を左右します。やはり可愛い子の方が人気が集まりやすく、また新人ということで注目度も高いからです。シビアな話ですが、やはり外見が良い子は初回から時給が高くなりやすく、稼ぎやすい傾向にあります。
反対に、やる気がない子にルックスによるブーストがかかるのは新人期間のみです。トークを頑張ったり、営業したり、ドリンク交渉したり……働くほどに普段のお仕事がものをいうようになります。
キャバクラでかつて勤務した経験がある方であれば、過去の時給から時給交渉を行うことができます。「過去にいくら稼げていたか」「どれだけの売り上げがあったか」という実績があれば、こういった交渉がかなりスムーズになります。
お店側からしてみると稼いでくれるキャストであれば時給を上げることは可能なので、応じてくれる可能性大です。ぜひ過去の売り上げを武器に交渉してみましょう。
キャバクラにおける時給交渉についてはこちらの記事で詳しく解説しています。⇒「面接・体験入店で時給交渉する際の4つのコツ」
キャバクラで稼ぐためには地道な努力を行うのが一番です。そのためには出勤日数を極力増やし、お客さんと接する機会をたくさん作ることが大事です。また、知り合ったお客さんと連絡を取り合うのもキャバクラではかなり重要なお仕事だといえます。
営業メールやLINEはかなり重要です。なかには自分から連絡は一切しないというキャバ嬢もいますが、よほどの売れっ子でもないかぎりそうはいきません。むしろ日々営業を行わなければ忘れられていく一方ですし、お客さんを呼ぶこともままならなくなります。
指名と言っても、場内指名と本指名の2種類があります。場内指名はフリーのお客さんから気に入ってもらって指名していただくというもので、本指名はそのお客さんにメインで指名してもらうことを指します。いずれもお客さんから気に入ってもらうという高いハードルがあり、コミュニケーションスキルが必要になります。
指名を獲得したいのであれば、接客や身だしなみなどキャバ嬢として必須のスキルを高めなければいけません。
接客を少し変えるだけで獲得できるようになるかもしれません。
なかなか難しいですが、頑張ってみてください!
いかがでしたか?
今回は売れないキャバ嬢と売れているキャバ嬢の月収を比較し、どうして売れないのか、またどうやったら稼げるようになるのかについて解説いたしました。
キャバクラはお客さんに気に入ってもらえるかが第一なので、普段から接客や営業を頑張る必要があります。初めてお仕事するという方は「なかなかうまくいかない…」と感じるかもしれませんが、やればやるだけ結果が付いてきますのでぜひ頑張ってみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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